今日は国光とおうちで勉強してました。

 

UN

 

「ねー、国光。」
「なんだ?」
「『uneasy』ってどういう意味?」
「辞書を使え。」
「国光の、ないよ?」

が言うと、しばらく間があいてから自分の辞書を使え。と言ってきた。

(不二に貸したままだったか。ん?uneasy?)
。」
「何?」

はパラパラと単語を捜索中だ。

「今やっているのは、テスト勉強か?」
「あ、ばれた。洋書(国光の)」
「いいのか?一週間前だぞ。」
「うーん、多分ね。あ、あった。『不安な、心配な』だって。uneatab…uneconomic…unedifying…unemotional…これ国光みたい。」
「何がだ?」
「ほら、これー。」
「『unemotional[形]感情的でない・感情を表さない・理性的な』、、勉強しないと、その一つ上になるぞ。」
「はい?『uneducated[形]無教養な・無学な』、国光酷っ。」
「勉強しにきているのではないのか?」
「うっ。」

勝手に国光のベッドの上に顔をのっけて、その先に置いた辞書を見ていた。
 
(疲れたよ〜…あ。)
「えいっ。」
「なっ、離せ!」

国光を邪魔しようと後ろからくっついてやった。

「Kunimitsufeltunexpectedlyshy!(国光は思わず恥ずかしく思った!)」
「Howexpected.10分だけだぞ。」
「え?今なんて?」

国光の顔が目の前にきた。

「今意味を教えたら、俺は止めるぞ?」
「チューは止めないでほしいなぁ…?教えて?」
「後でな。」

 

−Fin−

 

(2006/08/26)