私、は青学テニス部のマネ。
今、私は大変なことをしています…
それは…氷帝学院テニス部R陣練習の偵察です…
ことの起こりはいまから3時間程前。
手塚から

「おい、今日は氷帝に偵察にいってきてくれ。」
「はぁ??」
「制服はもう調達してある。」
「えっ?!なんで?乾の方がいいんじゃない?しかもなんでここに氷帝の制・・『油断せずにいこうっ!』」

とゆうことで今に至るのです…あぁ、本当泣きそう。
そしてがんばって偵察をしているところです。
それにしてもまわりがうるさすぎるっ!かなりいらつく。

−そのころのR陣−

「今日もなんや周りがうるさいなぁ。」
「アーン?そうだな。」
「それよりみてみろよ、忍足。」
「ん?なんやねん跡部はん?」
「アーン?あそこだよあそこ。」
「あの女…この俺らを見てうんともすんとも言わねぇ。それに何か書いてやがる。」
「ほんまや、ありゃ偵察やなぁ。…ってめっちゃかわいいやん!!!」
「そうだな。」

跡部は、何か考えているようだった。

−そのとき−

『『『『『『『『『『『『『『『『きゃぁーーーーーーーーーーーーーーー』』』』』』』』』』』』』』』』』』

私はそんな大きな声にも気付かないぐらい一生懸命書いていた。
すると…

「「なぁなぁ君ぃ。/おいっ、お前!」」

二人組の人に話しかけられて変に声をあげた。

「はっ?!私??」
「当たり前だろっ!!ばかかお前?」
「なっ!!いきなりなんなんですか?!」

さきほどからかなりいらついていたが、この二人のせいでパラメータが上昇した。

「堪忍なお嬢ちゃん、こいつ口悪いさかいに。それより名前なんてゆうん?」
「は??ですけど??あなたたちは?」
「おれは忍足侑士ゆうねん☆よろしゅうなぁ。」
「おれは跡部景吾様だ。それよりてめぇ偵察だろ?」

といわれ

(うわっ!偵察ばれてるし!!あぁ!もうこうなったら開きなおってやれっ!!)

となって

「そうですけど!?青学のテニス部マネージャーですっ!今日は偵察にきました!!それじゃっ!!」

私はそのまま逃げようとした。
すると跡部に腕を捕まれた。
そして

「おい待てよ!俺とつきあえ!」
「はぁ??なにゆってるんですか??さようなら!」

なんか危険。と思ってすぐさま私は走って帰っていった…
するとまた腕を捕まれ、振り向くと跡部がいた…

「てめぇ!!逃げんなよっ!!」
「なんなんですか?」
!お前昔この辺にすんでただろ?」

そう、は昔この辺にすんでいたが、親の都合で引っ越してしまい、青学へ入学をやむなくされたのだ。

「えっ?!なんで知ってるの??」
「忘れたのかよっ!!俺だっ!!景吾だっ!」
「えっ?!もしかして景ちゃん…?嘘…」

頭の中が混乱した。まさか氷帝にいたなんて。

「本当だ。…。俺は昔からずっとが好きだった。中学に入ってからいろんな女と付き合ったけど、なにか違ったんだ。ずっとが頭にいて…この前の、青学と立海大との試合を見に行ったとき、ベンチでお前のような奴を見かけたんだが、あれ、お前だったんだな。」

というと跡部は少し間を開けて

!俺とつきあってくれっ!!」
「景ちゃん…ありがとぅ。私もずっと景ちゃんのこと好きだったんだ。」

自然と私の目から涙がスッと流れ落ちた。

「…」

私たちは唇が軽く触れあうキスをした。

 

−Fin−